PA・音響さんの持ち物について【現場の必須道具１０選】

PAさんが仕事で使うアイテムについて紹介

こんにちは。知り合いがプロサウンド（雑誌）に出てくるといちいちLINEしちゃうタイプのイチローです。

今日は【PAの持ち物】っていうテーマで１コラム書いてみようかと思います。

現場によってケースバイケースなんですけど、PAさんって結構たくさん道具を持ち歩いています。

特に機材車が使えない現地音響の人たちはけっこう大荷物であることが多い。（たまにシレッと身軽な人もいるけれど）

専門学生さんなんかは、PAさんがどんな道具を持って現場に入ってるか気になるんじゃないかな、と。

そんな人たちのために今日はちょっとだけ自分の仕事道具の写真を紹介してみようと思います。

イチローはここで紹介している小物たちをグレゴリーのポーチに入れて今日も現場で働いております。

ってことで今回はPAの仕事道具のお話〜！

※紹介制度があるサービスは紹介リンクを貼っています。

この記事を読むと【PAの人の持ち物】がわかるよ。5分ほどで読める文章量になっています！！

PAエンジニアとは、電気音響設備を用いて公衆伝達(PA:Public Address)を行う技術者である。音響機材の操作のみならず、システム設計、施工、メンテナンスに至るまでの幅広い技術的知識と技能及び演目に関する深い知識が要求される。日本においては録音スタジオが都市部に集中しているのに比較してPAエンジニアを必要とする現場が全国に散らばっており、PAエンジニアは国内全般で活動している。

wikipediaより

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PAの持ち物その一【革手袋】必要度★★★★★

PAさんが絶対に持っている道具といえば、なにはともあれ革手袋ですね。

現場では重いものを持つ作業が多いので、滑り止め機能があるものが好ましいです。

たまに強化ビニールみたいな素材のものを使われているエンジニアさんもいますが、使用中に熱を持ってしまった機材を触る可能性があるので、できれば革製品のものが好ましいでしょう。

逆に屋外の現場では防寒対策として使用したい場合があるので、指抜きのものがあるとさらにいいかも。

「防寒対策なのに指抜きなの？」って思うかもしれませんが、最近の機材はタッチパネル仕様のものが多いので、手袋をしていると反応してくれない場合があります。

ちなみにデジタルミキサーのフェーダーも静電気を感知するタイプのものはエラー機能が働いてしまって、素手でないと調整ができないものが多くあります。

以上のことから寒い場所でのオペ仕事の場合、指抜き手袋を推奨します。

PAの持ち物その二【ビニールテープ】必要度★★★★★

とりあえず革手袋に並んで現場で必須の道具といえばこれ。ビニールテープです。

テープ類はめちゃくちゃ現場で使うんだけど、なんだかんだビニールテープが一番使います。

ケーブルに名前ふったり、床にバミリとったり、雨対策の養生したり、例を挙げるとキリがないです。

基本的には白・黒があればいいんだけど、他の色もあると目印扱いで使いたい時に便利なので現地の時とかは三色くらい持ち歩けばいいかと。

PAの持ち物その三【マグライト】必要度★★★★

PAの必須道具でお馴染みなのがマグライト。

アンプラックとか機材倉庫とか、薄暗い場所での作業でどうしても必要になる。

屋内のイベントだと袖は暗いし、屋外のイベントはバラシ時は真っ暗闇だったりするから、どんな現場でも持ち歩くべきアイテムのひとつです。

iPhoneのライトで代用する人もいるけど、作業中に落下させて画面を割ってしまう事故が多い。やめといた方が無難。

単三電池で駆動するタイプを選んでおけばバッテリー切れになっても現地調達できる可能性が高い。おすすめ。

（どんな現場でも機材車に単三電池は大量に積まれていることが多い）

PAの持ち物その四【筆記用具】必要度★★★★

こちらも必須アイテムと言っていい筆記用具一式ですね。

ハサミ・カッター以外にもニッパーやラジオペンチなんかも本当によく使うけど、この辺は機材車に積載されている工具箱に収納されている。

現地音響での仕事の場合、その辺のものも持ち歩いていると安心かもしれない。職質された時にちょっと怪しまれて困るけど。

シャーペン・ボールペンも使うけど、何よりもマッキー。特に太マッキーがめちゃくちゃ使う。

学生の人たちは騙されたと思って是非、現場に持っていってみてほしい。

PAの持ち物その五【ヘッドフォン】必要度★★★★

PAにとってヘッドフォンは無くてはならない相棒みたいな存在ですが、実はオペレーター以外は意外と使わないことも多いアイテムです。

そうは言っても現場に持ち歩いてない音響さんはいないので、必須道具と言っていいと思います。

基本的には自分のレファレンスになればどのようなものを使用しても問題ないのですが、現地音響を生業にしている人はみんな本体とジャック部分が切り離せるタイプの物を使っている印象があります。

持ち運んでいるとケーブルの付け根の部分がいちばん最初に壊れちゃうんですよね。

検聴できれば仕事としては成立することが多いので、自分も現地音響の時は写真の安価なタイプのヘッドフォンを使用しています。

※（モニ卓でイヤモニ管理の時などはちゃんとしたやつ使おう！）

PAの持ち物その六【バインダー】必要度★★★

必須！ってほどでもないけど現場のPAだったらみんな持ってる【バインダー】です。

資料をまとめたり、渡す用の仕込み図しまっておいたり、、

特に代理店受けの仕事は、台本が最終稿まで際限なく配られたりするので、そんな現場は必須かもしれません泣泣

PAの持ち物その七【レファレンスCD】必要度★★★

実際に自分がFOHに立つ現場なら必須のアイテムと言っていいでしょう。

音響さんそれぞれが、自分の調整しやすい音源を持ち歩いているのは皆の知るところ。

下記の記事に業界でよく使われている音源をまとめているので、参考にしてみてください。

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PAの持ち物その八【細々したガジェット系】必要度★★

本番中に使うパソコンの電源などは言わずもがなですが、待ち時間に使うスマホやタブレットの充電器も忘れがち。

あとは雑なイベントだとイベンターがいきなり「このスマホの音源使いたいんだよね〜」とか言い出すので、ライトニング変換とかC変換などが必要になることもしばしば、、、

この辺は用意されてないとしても、打ち合わせしていない相手が悪いのですが、一応持っていると安心ではあります。

下記に私物を公開している記事を載せておきます。参考になれば〜

イチログ！

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PAの持ち物その九【ドラムのチューニングキー】必要度★★

ローディーがいない現場でのPAだと、意外と必要になるドラムのチューニングキー。

TAMAかPearl製のものであればなんでも大丈夫だけど、ソナータイプのドラムが来たらマイナスドライバーが必要になります。

まぁ、楽器のケアを音響さんに任せるなよ、、って思いますが、現場ではそんなことも言ってられないので割と重要かもしれません。

PAの持ち物その十【式典BGM】必要度★★

式典関連の仕事の時に必要に迫られることが多い【式典BGM】です。

まぁこれも必要なら打ち合わせの時に言ってくれよ、と思うのですが、現場でいきなり言われることが多いです。

あとは開場中のBGMとか、ブザー音とか、ファンファーレ音、お笑いの出囃子やアタック音、などなど。

この仕事を長いことしているとプレイリストにこのような音源がたまっていく傾向があります。

PA・音響さんの持ち物について【現場の必須道具１０選】

これ以外にも機材周りのPCやらドライバやら、ガジェット系の持ち物は多いですね。

とはいえ、会社員としてステージの仕事をするならそこは会社から支給されるはずなので、個人で揃えるべき音響現場でのアイテムをまとめた格好になりました。

忘れん坊であわてんぼうのイチローなので、書き忘れているものもあるかと思います。

その辺は思い出した段階で随時、加筆してまいります。

それではみなさま、よいお年を〜！

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